LEDビジョンとは


LEDビジョンの特徴

LEDビジョンは、従来の映像表示機器の制限を超え、屋内外の様々に場所に自由なサイズで設置できるディスプレイです。
以下のような特徴があります。

外光に強い

LEDビジョンの最大の特徴の一つは、LED素子自体が光るため、画面を圧倒的に明るくできることです。屋外用は5000cd/㎡(カンデラ)、屋内用は1000cd/㎡程度の明るさ(輝度)を出すことが可能です。テレビが100-200cd/㎡、デスクトップPCが250-350cd/㎡ほどです。このため、プロジェクターや液晶ディスプレイが苦手とする屋外や明るい場所での画像演出が可能です。

高リフレッシュレート

リフレッシュレートの高さも大きな特徴です。パネル自体は3840Hzを出せるものもあります。通常のテレビやPCモニターは60Hz程度です。このため、画面を撮影してもフリッカーが出ず、番組の背景としても使えます。
ビジョン自体の高リフレッシュレートに加え、PANDASTUDIO.TVでは120fpsの画像送出マシンも揃えているため、LEDビジョンにはフルHD120fpsまでの動画を流すことが可能で、動きの激しいFPSゲーム画面も滑らかに映し出します。

レイアウトが自由

レイアウトの自由度もLEDビジョンの優れている点です。上の画像のように自由な形、球面、円形なども組むことができます。

環境を選ばない

屋外用は防水、防塵加工をしており、IPレート65を取得しております。塩水に対する処理もしているため、浜辺への設置も対応しております。

寿命が長い

製品自体の寿命の長いことも特徴です。PANDASTUDIO.TVのLEDパネルの平均寿命は10万時間です。

LEDビジョンの知識

LED(発行ダイオード)とは


LEDとは、Light(光)、Emitting(放出する)、Diode(ダイオード:半導体)の頭文字をとったもので、自然発光素子である発光ダイオード(LED球)を均等間隔に並べて画素を構成したパネル(ユニット)をタイル状に組むことで、大きなディスプレイにし、そこに映像を映し出すものです。

LEDビジョンと既存の大型映像機器との比較


プロジェクターや液晶マルチディスプレイなどの既存の大型映像機器では難しかった環境や条件でも、LEDディスプレイは明るい画像を映し出すことが可能です。
それぞれの機器の下にあげる欠点はLEDビジョンにはありません。

プロジェクターの欠点
明るい環境では全く映像が見えない。
スクリーンからプロジェクターまで一定の距離が必要。
定期的なランプ交換が必要。

マルチディスプレイの欠点
輝度に限界があるため屋外では映像が見づらい。
画面同士のつなぎ目が見える為、映像の一体感に乏しい。
モニターの寿命が約2万時間。

構成するLED球の種類

DIP(デュアルインラインパッケージ) SMD(サーフェスマウントデバイス/ダイオード)
・DIPは従来から多く使用されているタイプで、2つのブリッジを使って回路基板にはんだ付けする方式で使用されている。
・SMDに比べて効率性が劣る。
・屋外用のピッチが大きいLEDビジョンに主に使われています。
・DIPと比較すると1素子のRGB間の距離が短いため、混色率が高く映像がきれい。
・DIPより近距離からの視認に耐えられる。
・素子形状が平面型のため、視野角が広い。
(DIP:水平135°垂直60°程度 / SMD:水平160°垂直120°程度)

PANDASTUDIO.TVのビジョンはすべてSMDタイプです。

ピクセルピッチとは

LEDパネルを構成しているLED素子間の間隔のことです。このピクセルピッチが小さいほど、解像度が高くなります。鑑賞場所との距離にも関係するため、細かいほど良いというわけでもありません。

輝度(明るさ)とは

物体(光源)から出てくる光の強さ、ある方向から見た明るさの度合いを意味します。輝度が高いほど明るいことになります。

視野角とは

画面の表示が正常に見える角度の広さです。上下(垂直)の角と、左右(水平)の角度とがあります。

解像度とは

画像、映像を表現する際、いくつのピクセルで表しているかを意味します。解像度が高ければより高精度な画像を表示できます。同じインチ数の画面では、ピクセルピッチが小さいほうがより高解像度です。

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