LED用語集


LEDディスプレイに関連して、よく使われる用語を集めました。ご依頼やお問い合わせの際に参考にしてください。

 

解像度

画像、映像を表現する際、いくつのピクセルで表しているか、その密度を意味します。解像度が高ければより高精度な画像、映像を表示できます。同じインチ数の画面でもピクセルピッチに差があればピクセルピッチが小さい方がより高解像度になります。
単位:画素数(ピクセル、何万画素)

 

輝度
物体(光源)から出てくる光の強さ、ある方向から見た明るさの度合いを表します。輝度が高いほど明るいということになります。屋外での使用では高い輝度が要求されますが、コントラスト比も画面に影響します。
単位:cd(カンデラ)、nits(ニッツ)

 

ピクセルピッチ
LEDパネルを構成しているLEDチップの間隔のことです。この間隔(ピクセルピッチ)が小さいほど解像度が高くなります。
単位:mm

 

視野角
画面の表示が正しく見える角度の広さであり、上下(垂直)、左右(水平)の角度で表します。
LEDビジョン(大型ビジョン)は通常のLCDビジョンより視野角は一般的に広いです。また、DIPよりSMDのLEDランプの方が視野角が広めの傾向があります。DIPはピクセルピッチが大きいモデルに採用され、比較的遠くから見るときに高いコストパフォーマンスを発揮します。
単位:度(°)

 

リフレッシュレート

ディスプレイが1秒間に画面を書き換える回数のことをいい、画面描画の速度を表す数値です。LEDビジョンの場合は各LED素子が1秒間に点滅する回数を表します。1つのICが8〜32といった数のLED素子を制御するため、LEDビジョンのリフレッシュレートは1920や3840Hzといった高い数字となります。

単位:Hz(ヘルツ)

 

 

コントラスト比
表示装置の最も明るい表示状態(白)と、最も暗い表示状態(黒)の輝度(明るさ)の比率のことをいいます。例えば、コントラスト比が「1000:1」の場合では、黒の輝度を1としたとき、白の輝度が1000であることを表します。

コントラスト比が大きいほど、明暗をはっきり表示できます。

グレースケール

白色から黒色までの灰色の階調の細かさをビット数で表したものです。1ビットの場合は白と黒のみで中間の灰色が無い状態で、8ビットは白・黒と灰色254階調、16ビットは白・黒と灰色65,534階調です。

グレースケールが高いと表現の精細さが高まります。

 

 

LED素子の種類:DIP、SMD、GOB、他

LED素子のカプセル化方式の種類です。従来型の砲弾型(DIP)と、SMDの2種類が基本的なものです。
DIPは、それぞれ独立したR(赤)×1、G(緑)×1、B(青)×1で、1素子を構成しています。SMDは1つの素子の中に、R(赤)×1、G(緑)×1、B(青)×1が入っています。

最近では、SMDチップが並べられたモジュール全体に接着剤を塗布して保護膜を張り、LEDチップの破損を防ぐGOB(Glue On Board)という製品も登場しております。GOBはLEDチップが取れにくい(ドット抜けが起きにくい)という利点があります。
他にも次世代のLEDとして期待されているmicroLEDや、microLEDが主流となるまでに利用される可能性のあるminiLEDなどがあります。

 

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