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スタッフBlog
12.122017
Macroblockを訪問しました。
2017年12月1日(金)、台湾のDriving ICメーカーのMacroblockを訪問してきました。
同業者の皆様からは「えっ、そこ行くの?!」と言われそうです。LEDセンタースタッフの訪問シリーズもマニアックになってきました。
MacroblockはLEDビジョンのPCB基盤に使われているDriving ICを作っている台湾本社の会社で、同部品の世界シェアが一位です。この会社のMBIシリーズはLEDメーカーに広く使われており、LEDビジョンセンターにある製品にもMBI5252などが使われております。
LEDビジョンに画像を流した時の各LED素子の色の違いは、電流によってコントロールされていますが、その電流をコントロールしているのがDriving ICです。Macroblock社はSPWMなどの技術を発表し、以下のようなLEDビジョン特有の問題を解決してきました。
・文字などが滲んで見えるゴースト効果。
・暗い画像の時に起こる色の変化。
・暗い画像の時に起こる色の不均一性。
・スキャンの1番目のラインが黒くなる現象。
・黒いラインができる現象。
・ドット抜けが起きた時にラインが出る現象。
・コントラストが高い画像で起こる干渉。
今回は、企業秘密ということで会社の中の写真は撮らせていただけませんでしたが、技術的な資料をたくさんいただいて参りました。
通常はあまり使わないものですが、LEDビジョンがどのように映像を映し出しているかに関わる資料なので、これらの情報を集めておくとLEDビジョンの選定やアッセンブリーに役立ち、LEDメーカーのスタッフと話せるようになります。